進級をめぐって

 年齢が上がると、リトミック+他の習い事になる。そうすると月謝がバカにならない。だから最終的にリトミックをやめていくことになる。当然といえば当然。でも続けて欲しい。続けるとこんなにすごいですよ!というサンプルが私自身まだない。  他支局のどの先生も、そんな時期を乗り越えての現在なのだろう。  やむなく退会する子ののなかには、お母さんが両親の介護をしなければいけなくなった、とか仕事の時間でとか、子どもとは直接関係ないところで、子どもの意思とは別に ということもある。その場合は私もつらいが どうしようもない。  だから・・公教育のなかでリトミックが浸透して欲しいと願う。そして大人たちがリトミックを体験して欲しい。とはいえ総合と一緒で、至難。  一人でも多くの子どもたち、月例受講生の進級を願っているこの頃。

中野でのリトミック

 毎回来てくれるTくんCちゃんのためにも、5月より2回行うことにしました。どうかたくさんの皆さん おいでください。大人のかたも小学生と一緒に十分楽しめます。その上頭の活性化にもつながります。   5月10日17日(土)10:45~幼児(3~6歳)                11:45~小学生・大人            *希望があれば13:00から1.2歳児   6月7日14日(土)時間は上記   7月12日26日(土)   8月23日(土)のみ 場所:ハ-トネットなかの(長野電鉄、信州中野駅すぐ横)   連絡先:リトミック研究センタ-長野第一支局 026-231-5410

反省

書き込みをしばらく休み、(風邪をひいたこともあって)海外からの意味不明のコメントが千以上もたまっていた。全削除にだいぶ時間を費やした。 とにかく開いて書いていこう!

進級

 この時期 ステップ2から3への進級に迷われるお母さんが多い。幼稚園保育園に入って環境が変わることに対する不安と、今まで午前中のレッスンが、午後になり体力的にも続かないのではと心配したり、理由はいろいろだ。  だから4月は、北長野教室では準備期間ということで20年度のスタ-トは5月連休からということにしている。また、年中さん年長さんになると、ピアノを習いたいという子(親の願い)もあって、なかなかすんなり進級に至らない。  ピアノに触らせたい、触りたいということに異を唱えることはしないが、リトミックはどうかつづけてください と声を大にして言いたい。継続していることがどれだけの力になっているか、途中で中断してしまうことがどんなにもったいないか。  もちろん最終的に決定するのはお父さんお母さんである。だから決められたことには分かりましたというしかない。でも千葉で10年リトミックを続けた子どもの発表を見た時、長野でも「リトミックを続けてよかった」と、自分の口からいえる子どもが育って欲しいと心から思った。  リトミックは音楽の英才教育ではない。でも人間が人間として社会の中で生きていく力をつけるための基盤となることだと信じている。  『一人でも多くの子どもたちにリトミックを』 そのためにはお父さんお母さんにリトミックを理解していただかなければならない。私自身が親御さんから何でも話していただける人間であるか いつも問い直していなければ・・と思う。

20年度に向けて中野リトミック募集

 中野ハ-トネットでのリトミックのために20年度体験教室を下記の日程で行います。  申し込みの上皆さんお誘いあわせてご参加ください。  お待ちしております。        日時 4月19日(土) 10:45~幼児(年少さん年中さん年長さん)                 11:45~小学生・大人                  *これからリトミック指導者になりたい方もどうぞ                 13:00~1、2歳児とお父さんお母さん                  *一人で歩けるお子さんなら参加できます。   場所 中野駅横 ながでん は-とねっと2階   申し込み リトミック研究センタ-長野第一支局          Tel 026-231-5410 Fax026-231-5475 

テレビ取材

 リトミックがやっと取材を受けることになり本日民放局で放映された。取材を受けたことは本当にありがたいし今後につながることだとは思う。でも、実際放映された内容に関しては、ごくごく末端のことでリトミックの本質に関することではなかった。  なぜ?それなりに思いを語ったつもりだった。でもその部分は一言も使われていなかった。現実、世間はこういうことか とまた改めて思った。つまり目を引くこと、おもしろいこと、変わったことを取りざたするのである。もちろんそれも人目を引くためには必要かもしれない。でも人目を引きたくてやっているのではない。  一人でも多くの人にリトミックのよさを知って貰い一人でも多くの子どもたちがリトミックを学んで欲しい。そして大人たちは、リトミックを通して「子どもに対する視点」を学んで欲しいのだ。そしてじっくり腰をすえて子どもと対峙してほしいのだ。  めげてばかりではいられない。また一から出直しである。

千葉のリトミック発表会

 千葉パルルホ-ルで20日に行われた発表会は目を見張るものがありました。子どもたちが本当に輝いていました。  圧巻は小学生高学年と中学生の子どもたちによる3対4の入ったカノン。子どもたちの指揮やステップが本当に美しかったのです。これが長い間継続した結果か・・と思い、一つ一つのことを簡単にやってしまう子どもたちにいちいちブラボ-と叫びたくなりました。  小さい子たちもものすごくボ-ルがうまかったり、ちゃんとリズムを刻んだり、すごく楽しそうにやっているから、当たり前みたいに見てしまうけれど、とにかく驚きでした。    本当にリトミックってすごいです。

S保育園今年度最後のリトミック

 年長さんの男の子が、あいさつをしてさよならをするときに、いきなり立ちすくんで泣き出した。びっくりだった。そしてその泣く姿に感動した。保育園での手探りの一年間を終えてみて、本当にたくさんのことを学んだ。園長先生始め先生方の学ぶ姿もすばらしいと思った。そして何よりリトミックのすばらしさを実感している。  子どもたちの吸収力、まっすぐな目、たくさんの輝き、・・・ことばにできない一瞬一瞬が私の新たな力の源になっていく気がする。  学期末の忙しい時期に、月例会を受講されていた先生方は試験に向けて本当に努力された。その試験に対しても前向きで、先生たちにも輝きを見ることができた。ともに学びながら歩いていける喜びも感じている。  年長さんとのお別れは寂しいが、4月からまた新しい子どもたちに会える!

試験

 長野第一支局の試験、無事終わりました。お疲れ様でした。受講生の入室する時の緊張した面持ち、退室の時の開放的な表情、本当に気持ちの全部がこちらに伝わってきました。  2週間前の試験対策の補講のときから、すごく努力したことがステップから伝わってきました。試験を受ける ということは言ってみればとても厳粛なことなのだと思いました。 全員が進級して次へと向かって欲しいです。

リト研 試験始まる

 東京大阪でのディプロマ試験はすでに終わりましたが、今月は各支局での進級試験が始まりました。山梨にお邪魔してきました。  甲府にJRで降り立ったのは初めてです。駅前公園に武田信玄公の像がどん!とありました。去年一年間は風林火山ツア-でにぎわったことでしょう。それにしても、甲府の暖かいこと。コ-トなしで十分。ブ-ツはいていかなくてほんとに良かったです。  少し前まで、試験を受ける側の気持ちしか分かりませんでした。受講生の緊張感、心臓の鼓動まで聞こえてきそうで、最初はこちらの心拍まで上がってしまうほどでした。  冷静な判断を瞬時にしていくことは、私にはとてもよい刺激になりました。長野でまた勉強していく課題も見つけられたような気がします。来週は長野第一支局の試験です。 受験される方、今週1週間、どうか時間を見つけて体を動かしてください。必ずその成果は本番に出てきます。