DSとリトミック

このごろDSでポケモンのプラチナバ-ジョンが発売になったとのこと。そういえばレッドとかブル-とかいってたのは、だいぶ昔のことだったか・・。 中野リトミックに来るT君、ゲ-ム以外はすることがなくいつも暇だという。だからリトミックは楽しいそうだ。なぜならT君、こちらが提示する課題を次々とアレンジし、バ-ジョンアップしてくれる。夏休みに作った水カリンバも中身をお米のと小豆の 計3本作ってきた。T君の発想はいつも豊かで、リトミックの時間は笑顔が絶えない。日頃の遊びもきっとそんな延長上にあると思ったのに、友だちとはゲ-ムしかしないのだそうだ。 だから最後にいつもやる昔ながらの「かごめかごめ」が、必ずもう一回!となる。友だちとゲ-ムしかできないとしたら、あとは親が一緒に野山で遊ぶしかない。T君のお母さんのからだと感覚は、見違えるほどにやわらかくなってきた。そして一緒にかかわってくださるS先生のまなざしもまたT君を支えてくださっている。 そして!T君がライバル視しているTさんもこの頃なんだかひそかにいろんな練習してやってくる。そんな大人たちの中でT君は目いっぱいT君でいられる。あの空間にたくさんの子どもたちが訪れて欲しいのだけれど、きっとプラチナに夢中になっているのでしょうね。

共通することばかり

塩津Tのパ-カッション講座を受講していると、いろいろな点でリトミックや総合と重なってくることに、今更ながら驚く。だからこそ、私はパ-カッションを受講しているのだろうし、塩津Tもリトミックを受講してくださっているのだろうけれど・・。 今回のしなのキャンパスに塩津Tにも加わっていただけるかもしれない。だとすると、これから何が始まるだろう。未知なる物にワクワクする思いだ。 一方、相対する物や人とのかかわりには難しさを感じる。でもお互い一旦他を受け入れることができれば、そうこじれることはないはずなのだ。でもその「他を受け入れる」ということがなかなかできない。 先日敬和学園高校を訪れた時、校長先生が話してくださったことが忘れられない。 「自分の居場所があれば安心できる。安心できる居場所があるから、やわらかくなれる。やわらかくなれば他を受け入れることができるようになる。」 他を攻撃することでしか表現できないとしたら、自分の安心できる居場所がないということかも知れない。その安心できる居場所は愛すること(そして愛されること)でしか、実現できないのだと私は思う。

山名淳先生の講演

秋のジュネ-ブ研修に先立ち、本部で山名淳先生の特別講座が開かれた。これは先生の著著 「夢幻のドイツ田園都市」教育共同体ヘレラウの挑戦 をしっかり読んで研修に参加して下さい という杉本先生の願いから実現した講座である。 私も昨年度板野先生よりこの本を紹介され、ドイツのヘレラウにさまざまな思いを寄せていたところだったので、本当に楽しみにしていた。 講座は大変わかりやすく、いっそうの研修への期待を駆り立てた。リトミックの歴史・時代的背景を著著の内容に沿って講義してくださった。そして当時リトミックがどのように浸透していったか。ジャックダルクロ-ズと彼を取り巻く人々の熱い思いもまた伝わった。 教育学・教育哲学に関しても興味深い論文を書かれているので、これから先生の周辺を学びたいと強く思った。 秋のジュネ-ブ研修、なんだかワクワクする。

中野リトミック

8月1日と8日2日間で水カリンバを制作しました。最後、和紙で装飾するのがとても楽しかったです。また作ってみたいです。 一緒に制作したT君の発想の豊かさにはいつも心が和みます。 というわけで 今月23日に予定していました中野リトミックはありませんので、お間違えのないようお願いします。

中野リトミックより夏休みイベント 「水カリンバを作ります!」

夏休みに、以前からずっと作りたかった水カリンバ作りを行うことになりました。 関口先生に教えていただきます。どうぞお出かけください。 日時 8月1日(金)午後1時より     8月8日(金)午前9時30分より 会場 ながでん ハ-トネットなかの2階     *2回で完成となります。(接着剤がつくまで間をおくため) お申し込みお問い合わせ:リトミック研究センタ-長野第一支局                  北長野教室主催 北島 026-243-0375

反抗

 週末熱をだしてしまうことが多いSちゃん。カ-ドを使うことになかなか集中できない。お母さんいわく、「この頃わざと反抗していて、朝から怒鳴りっぱなしなんですよ。」確かに、こちらの顔色うかがって、ぎりぎりまで待ってそして実にいいタイミングで、やることをやるのである。はっきり言って根競べなのですよね。そっちがそうきたか・・。ならばこれでどうだ!見たいな。  でもこういうことを楽しんでやれといったって、毎日のこと。母は大変です。これから夏休み。今まで幼稚園保育園に行ってた子たちが、べったり家にいる。これからのレッスンは母のストレス解消も考えないと・・・。

日々

 今回のゆめの木コンサ-トで思うことがたくさんあった。特にリトミックに関しては、特別に発表のための特訓をする必要なんてないこと。なぜなら日々やっていることが身体にちゃんとしみこんでいるから。それから初めてのステ-ジといって気負うのは大人だけで、どんなに小さい子も、その場を楽しんでしまうんだということ。特にステップ1・2の子たちののびのびしている姿には驚かされた。そして、このような発表の場はいろいろな意味で、子どもたちにステップアップの刺激を与えているということ。だから子どもたちがキラキラしていた。ほんとに子どもたちはおそるべし!

ゆめの木コンサ-ト

「おわった!」という感じです。 出演の皆さん お疲れ様でした。特に今回はリトミックのステ-ジ3つもいただいていたので、どうなることかと思ってました。(これはすべて、私自信の準備不足で、ぎりぎりまで内容が詰められなかったせいもあります。)前の週のリハ-サルでも迷う自分がいて・・・。 でもホント子どもたちってすごいですね。ステ-ジを楽しんでました。ただただうれしく思いました。 たくさんの人が動くコンサ-トだから、いろいろなところに摩擦が起きて当然。今回はたくさんの本音も聞けたし、自分の苦しさも打ち明けながら乗り切れたと思いました。 とにかくお疲れ様でした。

ゆめの木までもう少し

 またたくさんの人に迷惑かけている。申しわけありません。何度も校正受けてくれてるBさんには頭上がりません。  およそのところで語ってるから、詰めが甘いんですね。ダブルT先生にもごめんなさい。  それから子どもたちも。ぎりぎりのことろではっきり決まらなくてごめんなさい。  覚悟決めてリトミック原稿に取り掛かります!

まだまだだなあ

ステップ2のSくん バレバレの反抗期。母はきっとあちこちで、いたたまれなくなるのだろうな。私も覚えがある。公共の場でごねるわが子にどんなおしおきしてやろうと・・。 でもSくんをしっかり捕まえて、「あのね、ここはYちゃんともお母さんとも先生とも仲良くリトミックするところなんだよ。お母さんのところかじったりたたいたりしたら、仲良しできないよね。いたいいたいって泣いちゃうでしょ。」そうしたらなんとSくん「みんなとなかよくやりたいよ。」なんていうじゃありませんか!!そうしてさっきたたいてたお母さんの胸に飛び込みました。お母さんの抱っこがいちばんなんだよね。 ステップ3のRくん。いつも絶好調のはずが、今日は様子が違う。後でわかったんだけれど、制作した作品が、自分のお気に入りのほうが飾られなかったことをずっと気にして、なんとか気づいて欲しくて、外に、出たりしてたんだあ!Rくんゴメンね。 こどもの機嫌をとるのではなく、アンテナから情報をキャッチするということ、それなくしてリトミックはありえないと思うこの頃・・。