山名淳先生の講演

秋のジュネ-ブ研修に先立ち、本部で山名淳先生の特別講座が開かれた。これは先生の著著 「夢幻のドイツ田園都市」教育共同体ヘレラウの挑戦 をしっかり読んで研修に参加して下さい という杉本先生の願いから実現した講座である。 私も昨年度板野先生よりこの本を紹介され、ドイツのヘレラウにさまざまな思いを寄せていたところだったので、本当に楽しみにしていた。 講座は大変わかりやすく、いっそうの研修への期待を駆り立てた。リトミックの歴史・時代的背景を著著の内容に沿って講義してくださった。そして当時リトミックがどのように浸透していったか。ジャックダルクロ-ズと彼を取り巻く人々の熱い思いもまた伝わった。 教育学・教育哲学に関しても興味深い論文を書かれているので、これから先生の周辺を学びたいと強く思った。 秋のジュネ-ブ研修、なんだかワクワクする。

反抗

 週末熱をだしてしまうことが多いSちゃん。カ-ドを使うことになかなか集中できない。お母さんいわく、「この頃わざと反抗していて、朝から怒鳴りっぱなしなんですよ。」確かに、こちらの顔色うかがって、ぎりぎりまで待ってそして実にいいタイミングで、やることをやるのである。はっきり言って根競べなのですよね。そっちがそうきたか・・。ならばこれでどうだ!見たいな。  でもこういうことを楽しんでやれといったって、毎日のこと。母は大変です。これから夏休み。今まで幼稚園保育園に行ってた子たちが、べったり家にいる。これからのレッスンは母のストレス解消も考えないと・・・。

日々

 今回のゆめの木コンサ-トで思うことがたくさんあった。特にリトミックに関しては、特別に発表のための特訓をする必要なんてないこと。なぜなら日々やっていることが身体にちゃんとしみこんでいるから。それから初めてのステ-ジといって気負うのは大人だけで、どんなに小さい子も、その場を楽しんでしまうんだということ。特にステップ1・2の子たちののびのびしている姿には驚かされた。そして、このような発表の場はいろいろな意味で、子どもたちにステップアップの刺激を与えているということ。だから子どもたちがキラキラしていた。ほんとに子どもたちはおそるべし!

ゆめの木コンサ-ト

「おわった!」という感じです。 出演の皆さん お疲れ様でした。特に今回はリトミックのステ-ジ3つもいただいていたので、どうなることかと思ってました。(これはすべて、私自信の準備不足で、ぎりぎりまで内容が詰められなかったせいもあります。)前の週のリハ-サルでも迷う自分がいて・・・。 でもホント子どもたちってすごいですね。ステ-ジを楽しんでました。ただただうれしく思いました。 たくさんの人が動くコンサ-トだから、いろいろなところに摩擦が起きて当然。今回はたくさんの本音も聞けたし、自分の苦しさも打ち明けながら乗り切れたと思いました。 とにかくお疲れ様でした。

ゆめの木までもう少し

 またたくさんの人に迷惑かけている。申しわけありません。何度も校正受けてくれてるBさんには頭上がりません。  およそのところで語ってるから、詰めが甘いんですね。ダブルT先生にもごめんなさい。  それから子どもたちも。ぎりぎりのことろではっきり決まらなくてごめんなさい。  覚悟決めてリトミック原稿に取り掛かります!

まだまだだなあ

ステップ2のSくん バレバレの反抗期。母はきっとあちこちで、いたたまれなくなるのだろうな。私も覚えがある。公共の場でごねるわが子にどんなおしおきしてやろうと・・。 でもSくんをしっかり捕まえて、「あのね、ここはYちゃんともお母さんとも先生とも仲良くリトミックするところなんだよ。お母さんのところかじったりたたいたりしたら、仲良しできないよね。いたいいたいって泣いちゃうでしょ。」そうしたらなんとSくん「みんなとなかよくやりたいよ。」なんていうじゃありませんか!!そうしてさっきたたいてたお母さんの胸に飛び込みました。お母さんの抱っこがいちばんなんだよね。 ステップ3のRくん。いつも絶好調のはずが、今日は様子が違う。後でわかったんだけれど、制作した作品が、自分のお気に入りのほうが飾られなかったことをずっと気にして、なんとか気づいて欲しくて、外に、出たりしてたんだあ!Rくんゴメンね。 こどもの機嫌をとるのではなく、アンテナから情報をキャッチするということ、それなくしてリトミックはありえないと思うこの頃・・。

月例会

 初めて長野の指導スタッフメンバ-だけの月例会が何とか無事終わることができた。受講生から学ぶことがたくさんあった。そして「次はもっとこうしたい」がたくさん。たくさんのことを、忘れないうちに自己研修をいかに積んで行くか。そう思っていても、あっという間に次の月例会になってしまう。  それにしても、終わったあとのビ-ルはなんて美味しいのでしょう!

長い一週間

芋井公民館に始まり、今週リトミックで何人の子どもたちと一緒にリトミックをしただろう。(ざっと数えても100人は越える・・・)大人数であっても、たった一人のレッスンであっても、やけに多くのメッセ-ジを子どもたちから受け取ったなあと思う。 今月末野沢で、夜勉強会を持つ機会をいただいた。だからきっとこんなに子どもたちとかかわる場を与えて貰っているのだろう。 これまで3回レッスンをして、最後にハイタッチをずっとしてくれなかったSちゃんが、今週はとびっきりの笑顔でハイタッチしてさよならしたこと。今週から30分園の保育時間が延長になって、今日はレッスンはしないで帰ります といって帰っていったMちゃん。今月から1年の休会のあと復帰したワイパ-大好きなY君。・・・一人一人の今週の事件がはっきりよみがえってくる。 さて明日は中野のTくんCちゃん どんなサプライズが待っているのか。体力知力を振り絞って勝負!

芋井公民館で

 保育園の子どもたち10数人と1,2歳の親子7、8組一緒のリトミックをやった。公民館の館長はじめ、なんだかあたたかな空気の中楽しくやれた。アシストできてくれたT先生のお手伝いもあって、あっという間の1時間だった。  レインスティックと水カリンバのおとを聴いてもらって「何の音だと思う?」ときいたら、年少さんの男の子が「山の音」と答えてくれた。そうだね。芋井地区の自然の音なんだろうな。

埼玉月例会

久しぶりの埼玉だった。埼玉芸術劇場で、テレビでビ-ル飲んでる蜷川さんが普通のおじさんみたいに立っていてびっくり。 月例では思うところがたくさんあった。受講生の前に立つことは子どもの前に立つのと同じで、やっぱり大変だということ。けしてマンネリ化してはいけないし、慣れてもいけないということ。いやおうなしにそう思わせるものがあった。渦中にいてはわからないことも他支局に勉強に行くことや冷静に全体を見ることで見えてきたりする。 大人も子どももない。人間同士 またもそこに行き着く。 周りから言われることを恐れていては、何も解決しない。