8月11日から14日まで新百合ヶ丘 昭和音楽芸術学院で行われた ダルクロ-ズ リトミック国際大会の様子をこれから少しずつ書いていきたい。とにかく夢のような毎日で、世界各国のリトミック指導者がいかに魅力的で個性的かを はっきり実感できた。
リトミックが教育学部-つまり4年制大学で必修になっていないのはなぜなのか。私はなんでもっと早くリトミックに出会わなかったのだろう。でもきっと今からでも遅くない そう信じて勉強するのみ!今週末のリトミック研修センタ-夏合宿への意欲もわいてくる。
8月11日(水)
レッスン1 カナダ Dr.ルイ-ズ・マテュ-による即興
隣にいた韓国からの受講生は英語が少しかわからない と 不安げに話しかけてきた。
ほかにオ-ストラリアからたった一人で受講している子も。授業はもちろん英語で。
通訳の中村拓志氏の説明付きの訳はすばらしい。私も隣の彼女にできるかぎりの説明を
し続けた。英語が通じるかとかではなく、ニュアンスをどう伝えるか なのだ。
気持ちは最初がちがちだったのだけど さすが世界のリトミック指導者!体をほぐすことから始まり 鍵盤上の即興まで あっと今の1時間が過ぎた。
レッスン2 アメリカ Dr.マルタ・サンチェスのリトミック
Dr.マルタはいいったい何歳!?見た目からは想像できない軽やかさである。ここで学んだこと。5拍子をたくさんやりなさい。大人が考えているよりずっと子どもは5拍子がスキ。だって指は片手5本でしょう? そう 難しいとか面倒と決め付けるのは大人にほかならない。1.2.3.4.5と変わっていくビ-ト練習を繰り返しやった。
レッスン3 日本 馬渕明彦教授のソルフェ-ジュ
「なんで日本人なの?そう思っているみなさん ごめんなさい。」正直そう思った。ソルフェ-ジュは好きになれないのだけれど、ダルククロ-ズのソルフェ-ジュはすごいと思う。とても機能的というか 合理的で楽しい。ドレミファソラジドのエクササイズをいろいろやった。日本語でじゅぎょうをうけられたのは 気が楽だけれど、初日3つ目のレッスンで疲れ気味。驚くほどの情報を処理できないまま初日のレッスンがおわった。