9月2日3日と代々木のオリンピック記念青少年センタ-で東京支局の15周年のイベントが行われ多彩な講師陣による講座が行われた。両日参加したかったがあいにく3日は長野の月例会と重なり土曜のみの参加となった。
打楽器の杉山先生、バロック期のダンスの澤口先生どちらも 子どもたちとの公開レッスンつきである。リトミックを指導する先生方皆さんに共通するのは、絶えず新しい分野への挑戦をしていらっしゃること。演奏家としてだけでも多彩な打楽器の杉山先生はアフリカンダンスで学んでいらしたことを講座の中で取り入れられていた。モチ-フがモチ-フだけに一瞬のためらいが受講生にみられたが、なんのその!ご自身のパンチのきいた動きに思わずつられてしまう。澤口先生にいたってはピアニストでも十分すばらしいのに中世の歴史からすべてを学ばれ そのなかで生まれたダンスというものを丁寧に教えてくださった。
今の時代 結論ばかりの羅列で、どうしてそうなったか、なぜそうなのかをどこかにおいてきてしまう教育ばかり。でもリトミックに携わることで、そういった一番大事なことを自分も学び続けられる そうしたいと思える それがうれしい。
小学校の荒廃のニュ-スが取りざたされてきた。そろそろ点数結果主義、受験産業におどらされてきたたくさんの大人たちが 大切なことに気づいてもいいと思うのだが、実際のところ何も変わっていない。