梅雨が明けたのは良いが、朝の風はまるでお盆あけのような涼しさだった。夏本番というよりもう夏の終わりの気配がする。
受験生の長女は夏期講習に通っている。ずっとアウトドアで動き回っていたのに、さすがに勉強しなくては・・・という気持ちになったらしい。真っ黒だった顔や手足がずいぶん色が抜けた。でもなれないことなので、いすにこんな長い時間座ってたらどうかなるよと 腰をさすっていた。変わってどちらかというと対照的に白かった次女が姉と同じソフトテニス部の部活と自主練でずいぶん顔が日に焼けた。友だちと約束して自転車で市営のテニスコ-トに通うまでになった。(ひとりで外出するなんて考えられなかったのに)
受験生の親のほうがまいってしまうよ という噂を聞いたが、おかげさまで私は私のことを精一杯やらせてもらっている。(ただ夏休みというのに毎日のお弁当作りには少々閉口するが)
茨木のり子の詩集を何度も読んでみる。「はあ。」とため息。シュタイナ-の大村祐子さんの文章も読んでは思い当たることばかりで・・・。暑くても元気にレッスンに通ってくる子どもたちと自分のため息のギャップにあせり、また本を手にするこの頃。