10/29 13:30~実技

マル-先生の授業
マル-先生ははっきり言って年齢不詳です。なぜなら、見た目は穏やかなグランマという感じだからです。ところがピアノを弾くと、何十色もの音色を奏でるピアニスト、ウォ-ミングアップの柔軟を見ていると、からだがしなやかでやわらかい、そして動きながら発する声(歌声)の息はどこまでも長い・・。そしてここが一番なのですが、愛に満ちた先生です。このことをうまく説明するのは大変難しく、どうぞいちどお会いして授業を受けてくださいとしかいえません。マル-先生の授業の前とあとで、私たち受講生一人一人の間にあった距離が一気になくなったのは確かで、何か魔法をかけられたようでした。
 マル-先生がずっとおっしゃっていたこと:視線~日本人は特に人の目を見て語ることが苦手だと思うけれど、どうかしっかり視線を合わせる努力をしてください。呼吸~いつも呼吸してることが大切。呼吸の速さ深さ、それが感情表現につながる。失敗~失敗をしたときはッショックで落ち込むかもしれないけれど、とてもラッキ-だと思って。そこから得るものは失敗しなかった時よりはるかに大きい。特に先生が間違えたり失敗することは生徒にはとってもゆかいなこと。先生も失敗して。
 この授業の最後にグル-プごとに発表したパフォ-マンスをみて「どのグル-プも全部素敵。すばらしい」と満面の笑みでおっしゃいました。それがどれだけ幸福だったか!
授業の詳しい内容は来月にでも月例で紹介してみたいです。特記事項:この授業の中で最初の2人組みのエクササイズで、私はマル-先生と組む幸せを手に入れました。どきどきして、とても楽しかったです。