かるた

 あっちゃんあがつく という絵本をもとにしたカルタ。ステップ3とステップ4で少しずつやった。前回ステップ3のMちゃん、自分がとるはずのカ-ドを勢いよく違う子にとられてしまって、「今日は見ています」と言いにきた。悔しさと怖さといろんな気持ちが入り混じったのだろう。「いいよ。見ていてね。」と私。お母さんのおひざで、他の子がカルタを取るのをじっと見ていた。
 変わってステップ4の3人は取る数に多い少ないがあるのもなんのその。なんだか集中してしかも和気藹々と、いがみ合いもなくやることができた。こどもたちの個性も勿論あるが、カルタを楽しむようになるまでになる課程をこんな風に見ることができるのは、本当にありがたい。だからお母さんたちにも、泣いてしまう課程も大切だと伝えられる。そして、カルタの得意不得意もそのまま受け入れる。他の子との比較でなく、前回の自分の子が次回どうなのかを見てもらいたい。必ず変わってくるから。勝負もありだけれど、もっともっとたくさんのことをカルタとりが教えてくれる。
 今度カルタするときはMちゃん 一緒にできたらいいね。たった1枚でも勇気出して取れること願っています。