新潟県十日町にあるむつみ幼稚園で行われた、リトミック講習会に行ってきた。講師は石田保代先生。
117号線をひたすら車を走らせ、たっぷり2時間かけてたどり着いた。
今年度より近くの保育園が統合されたという。2歳児20分 そのあと年少 年中 年長のクラスが各30分ずつ。子どもたちの集中は途切れることがなかった。先生のお話を聴く様子、目をいっせいに向けじっと見つめる表情。「いいなあ」そう思った。
リトミックそのものはそれをする空気をどうつくっていくかにかかっていると思う。農家が作物をつくる前に土作りをするのと一緒だ。私もゆっくり時間をかけてそれをしなければ・・・と思った。目先の効果、たとえば元気に走ったり歩いたり、ジャンプすること、リズム唱することに終始しがちだが、じっと耳を澄ます、先生のかすかな声にも聞き耳をたてることはこつこつと継続していかなければなかなかできていかない。
石田先生と子どもたちが作り出す雰囲気のなかに、日々の先生方の地道な継続の姿をうかがい知った。
私自身の大きな目標と、自分にできていない地道な努力の積み重ねについてまた考えさせられた。また来年も必ず行きます!