CD

 3月に行われた娘たちの送別音楽会のCDが届いた。早速聴く。月並な言い方だけれど、中学生の合唱のすばらしさに心が動いた。長女も久しぶりにあの時のクラスメイトにメ-ルしていた。みな目先のひとつひとつをやることに精一杯で、ほんの少し前の中学生だった日々は、遥かかなたにいってしまったようだ。部活と勉強の両立にみんな必死であることを知って、長女も眠気と戦いながら、課題に取り組んでいた。
 先を見通しながら生きていくことは大切かもしれない。でも、今やらなければならないたくさんのことを前に必死でそれに向かっていく そういう連続もまた大きな力になっていくだろうと、自分を省みながら思い、長女やその友だちにひそかにエ-ルを送った。