年が明けたと思ったら今日は5日。なんという速さ!飲み食い続けた年越しに一区切り、やっとそんな気分になった。
爆笑問題の太田光と中沢新一の対談集「憲法九条を世界遺産に」を読んでいたら、宮沢賢治のまったく私の認識していない部分の人物像が書かれていた。自分自身の胡散臭さというか、物事の表面しか見ていないことを思い知り、パソコンであわてて田中智学や日蓮宗に関すること、賢治の「農民芸術概論」jなどをプリントアウトした。
だからどうだということではないけれど、物事や人物には必ず裏と表があって、だからこそ存在している(=でなければ存在し得ない)ということが、日頃はあまり意識していないのでは?と改めて思った。漠然としているが、見方を変えれば善が悪でもあり、否定されるからこそエネルギ-になったりということの連続の中に私たちは生きているということをことのほか強く感じた。
当たり前に生きてみる これが今年の私のテ-マ。