佐久創造館で、リトミックの秋季講座をやらせていただいた。
受講生のお子さんで、8歳と6歳の兄弟が会場に入ってきた。
「一緒にどうぞ」と声をかけたら、ゲーム器を手に「おれ、絶対にやらない!」と部屋の片隅に座り込み‥。それ以上は深入りせず、支局長あいさつから講座が始まった。
「お一人ひとつずつテニスボールおもちくださーい」といったところ、やらない、と言っていた彼らが真っ先にボールをとりにやってきた。そして、結果彼らは3時間の講座を最初から最後まで一緒にやってくれた。しかも道具を配ったり、集めたり、こちらが質問をすると真っ先に手を挙げ。その反応の素早さと、言うことの的確さの中に、リトミックの本質が全部つまっていた。
受講生は2人からたくさん学ぶことができたと思う。2人の行動が、私が伝えきれない様々なことを補ってくれた。びっくりして、感動した。彼らとストレートの直球をなげあった気分とでも言おうか。
お子さん連れできて下さった事に本当に感謝します。私が一番貴重な宝物をいただいた一日だった。