2006年 始動

元旦いい天気だと思っていたら今日はまた大雪。朝から屋根の雪下ろしをした。そのせいで今握力がほとんどない状態。両腕筋肉痛。コレはきっと日をおうごとにひどくなりそうだ。でももう一度今日のうちにひさしの雪下ろしをやっておかないとタキロンを支える鉄骨がポキっといってしまうかもしれない。 
 さて暮れから頭の中では色々考えがめぐっていたのだが なかなか文章に出来ずにいた。でも新しい年になってもう3日 いつまでも頭の中だけというわけには行かないのでまた少しずつ書くことにした。 昨年小学校のリトミックをやってみての先生や児童の感想を見た。おもしろかった。中でも6年生の男児「今まで人の前で作文とか読むのが嫌だったんだけど、リトミックをやるようになってからそうでもなくなった。」これをよんでやった!と思った。そんな風にリトミックを考えてくれることがうれしかった。反面男性教師「リトミックが体育なのか音楽なのか分からず面食らった。学校裁量としてやるなら 年間計画の中できちんといれてやってほしい。発表会を持つなら始めからそういって欲しかった」多分これが多くの公立の先生方の考えなのだろう。この学校でのりトミックの継続はないだろうな・・。
 こどもたちの感想はほとんどが明るい。リトミックの発表会を持ったことに関しても どうしようもなく嫌だったと答えた子は一人もいなかった。なのに先生方は「こどもたちにとって発表会は負担だったように思う」そうとらえる。不思議だと思いませんか?負担に感じているのはア・ナ・タでしょう?不思議というか当然の結果として 担任がリトミックを通して変わった(柔軟な発想でリトミックを楽しんだ)クラスのこどもたちほど すばらしい発表をしてくれた。
 板野和彦先生が教職の通信教育で有名な明星大学で講座を持っている。それは総合演習という科目で、いってみれば教科をはなれ 教師としての人間性や資質を高めるためのひとつとしてリトミックをやってくださっている。そういう講座を持つ明星大学の教職課程はすばらしいと思う。しかし現実として公立学校では先生方はなかなか身体をひらこうとしてくださらない。大きな課題である。