室内楽半端なく

1月30日芸術感で行われた室内楽コンサートは「ぶっとび」というタイトルにふさわしく素晴らしくてぶっ飛んだ気持ちです。プロデュースしている作曲家でありピアニストの加藤氏が長野市芸術館のリサイタルホールでこれまでやってきた講座も本当に面白く、その講座の集大成としてのこのコンサートが本当にすごかった。加藤氏が連れてくる演奏家がまた抜群。今回の2人のたつき氏(ヴァイオリン 成田たつき、チェロ 笹沼たつき)の音が、まさに心臓を鷲掴みされたようなすごさがありました。加藤氏の新曲披露もアンコールであって、その曲に対する高揚感で最後涙がこぼれて、放心状態になりました。音楽はやっぱりすごい。演奏者が演奏する場と機会をとってしまっては絶対いけない。そう思います。
若い芸術家たちのこれからを応援して生きたいです。