22日23日の両日リトミック研究センタ-本部にて、東日本地区の指導者研修が行われた。東日本で支局がないのは岩手秋田山形の3県だけとのこと。40数名の指導者講習となった。
初日は岩崎会長より、歩行について徹底的にチェックされた。必ず原点に返る。基本からしっかり確認する。そのことの重要性をひしひしと感じた。楽をしていては、身体は覚えていかない。できる限りの筋肉の緊張が、運動の意味を悟らせる。美しく歩くことがどんなに難しいかを知った。かつてボディテクニックで、身体のあらゆる部分を認識することを教えていただいたはずなのに、ステップにしっかりいかされていない。だからそうする意味もあいまいになってしまう。人の振り見てわが身を・・というが、どこを改善したらよくなるという分析ができないとなにもできない。
2日目は杉本先生による『模倣』をテ-マにした実習。はっきり先生はおっしゃった。先生からの一方的な指導はリトミックではない。双方向があるということ。主従の関係は常に入れ替わっているということ。子どもから学ぶ、子どもを受け入れる そのことがまたストンと胸に落ちた。
最後10人グル-プでつくった楽曲へ振り付けは、ひさびさ楽しかった。来年以降も続けるというこの研修、得るものはとても大きい。